春美・小学6年生



「明けましておめでとうございます。みつるぎ検事さん」
「明けましておめでとう。今日は振り袖なのだな」
「うふふ。これ、千尋さまの子どものころのものなのです。真宵さまが出してくださったんですよ」
「そうか、綾里弁護士の…。よく似合っている。きっと、きみも彼女のような聡明な女性になるだろう」
「そうなれれば、とっても嬉しいのですけれど…。あの、その、け、検事さんは、やっぱり千尋さまや真宵さまのように、美しくて、お優しくて、賢い女性がお好きなのでしょうか!?」
「(真宵くんをそう形容するのか、この子は)いや、別にそんなつもりで言ったのではないのだが…」
「まぁ! お二人のような素晴らしい女性でも役不足なのですか!」
「だからそうではなくて…」
「では、やはりかるま検事さんのように鞭を持った方…?」
「断じて違う。…もしきみが将来目指すべき女性像を探しているのなら、ぜひ他人に危害を加えない人間になってほしい」
「わかりました! わたくし、誰かを叩いたり、やっつけたりなどいたしません!」
「う、うむ。まぁ、春美くんならそんな心配はないだろうが…」

「でしたら、検事さんも『トノサマン』は卒業ですね」

「そ、それは困る!!」

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